ミニディスクロージャー2025
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6   当組合は、平成27年より、燕市、燕商工会議所、日本政策金融公庫と共催で創業講座を開講しています。「きょうえい創業講座」の名称でスタートし、平成28年度からは名称を「キラリ☆創業講座」に変更しました。講座は、創業について勉強したい方や、既に創業されている方で、事業に関する勉強をしたい方などを対象とし、講座開講中だけではなく、受講後も支援し続ける伴走型の講座として取り組んでおります。 令和 7 年度は 8 月26日から10月 1 日にかけて全 5 回講座を開催し、 4 回以上参加された方に修了証を交付しました。修了証は燕市に提示することで、特定創業支援事業証明書の交付を受けることができ、創業支援資金の貸付利率の引き下げなど各種補助を受けることが可能になります。今年度は25名が受講され17名に修了証を交付しました。講師は昨年に引き続きグローカルマーケティング株式会社からコンサルタントを派遣いただき、マネジメント、マーケティング、デジタル活用、創業計画の策定、財務の内容の講義を行いました。講師以外にも新潟県事業承継・引継ぎ支援センターから承継型創業について、日本政策金融公庫から創業資金の審査ポイントについてそれぞれご紹介いただきました。また、講座ではグループワークを取り入れ、個人の成長と共に、同じ志を持った仲間として、創業への意欲を向上できるよう取り組んでいます。 今年度、当組合では、公益財団法人燕三条地場産業振興センター、PATRADE(パットレード)株式会社と連携し、大企業や研究機関の開放特許を活用した商品開発、既存製品の知財を活用したブランディング支援を通じ、地域企業の製品開発・販路開拓支援に取り組んでおります。  9 月16日に「ものづくり企業のための知財活用セミナー」を開催し、21社25名が参加しました。セミナーは 3 部構成で、第 1 部では、PATRADE株式会社の富澤氏から知財の活用方法について解説していただきました。第 2 部以降では一般社団法人ifLinkオープンコミュニティ、株式会社PUZZLCEから、製品開発のヒントとして、東芝など 150 社以上が参画し、自社技術や販路、アイデアを持ち寄って新商品開発などが行えるIoTプラットフォーム「ifLink Ⓡ」(イフリンク)についての紹介と活用事例についてご説明いただきました。第 3 部ではワークショップを開催、「ifLinkⓇ」の仕組みを活用し、課題を解決するサービス・製品について考える内容で行いました。 今後は、個別支援を通じ地域企業の商品開発、既存製品の知財活用支援を行っていきます。知財活用にご興味のある事業者様がいましたら、是非ご相談ください。□本事業に関するお問い合わせ先□営業推進部 担当:三五 TEL:0256−61−1507MAIL:eigyosui@kyoei-shinkumi.jp紹介特設ページ:https://kyoei-shinkumi.patrade.jp※本事業は、令和 7 年度 関東経済産業局 中小企業等知的財産 支援地域連携促進事業費補助金(中小企業等知的財産支援事業) を活用し運営しております。創業支援に向けた取組知的財産支援事業地域貢献活動 令和7年4月〜9月

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